保育園2年目。行きたくないと泣く2歳児と向き合った経験と登園しぶりへの対処法

子育て日記
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子育て奮闘中のUtakoです!

実は数か月前、第一子の息子の精神的なケアに悩む日々を過ごしていました。

2023年4月から保育園に通い出した息子ですが、2024年の3月~4月頃から、「保育園に行きたくない」と毎朝泣くようになったのです。

初めて保育園に通うお子さんならしばらく泣いてしまうのはわかりますが、慣れた保育園での行き渋りが始まってしまったケースになります。

先生方に相談しながら、息子の身のまわりの環境の変化や、親自身の子育てに対する姿勢などについて自己分析し、対応策を試行錯誤して、再び泣かずに通うようになりました。

頭を抱え、うしろめたさに苦しんだ経験でしたが、子育てへの考え方と働き方について深く考えた経験にもなったと思っています。

今回は、お子様が保育園へ行きたくないと泣いてしまうという悩みを抱えているお父さん・お母さんへ、参考になればと経験談を綴ります。

この記事では、保育園に行きたくないと行き渋る2歳の息子に向き合った経験についてシェアします!

登園渋りの一般的な理由

登園する度に泣いてしまう息子に心を痛めました。

保育園の先生と色々話しましたが、一般的には以下の理由が考えられるとのこと

  • もっと親にあまえたい
  • 保育園で嫌なことがあった、傷ついた
  • 体調が悪い
  • 環境の変化についていけていない etc

息子は、たまにお友達に引っかかれてしまうことはあるけど、みんなと仲良し。

先生のことも大好きで、不適切保育などがあるようには思えません。

なので、登園渋りの理由としては、親にあまえたいことと、環境の変化が影響していると考えました。

息子が保育園に行きたくなくなった背景

保育園の行き渋りを解消するためには、まずは行きたくない理由を探ることが大切ですよね。

まだ上手く自分の気持ちを言葉にできない2歳児の息子ですが、とにかく「ママがいい」と言います。

それを踏まえて、息子が保育園に行きたくなくなった背景として考えられることは3点ありました。

  • 第二子妊娠で心身に余裕がなくなった母親の影響
  • 繁忙期で残業が続き、お迎えが遅くなるようになった
  • 新年度、仲の良かったお友達や上級生が退園していった

この3つの出来事が、3月~4月に重なってしまいました。

息子は、4月に入ってすぐ保育園で預ける際に泣くようになったので、シンプルに寂しさや環境の変化への戸惑いなどが大きかったのではないかと考えるのが自然でした。

では、一つずつご説明しますね。

第二子妊娠で心身に余裕がなくなった母親の影響

Utako
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下の子妊娠がきっかけで不安定になる子は結構多いようです。

まず、一番の原因として考えられるのは、第二子妊娠により、私の心身の変化が影響してしまっていたと考えられます。

つわりがつらく、家ではゴロゴロしてばかり。

仕事が終わってからの、帰宅、夕食準備、お風呂など、ワンオペ育児はつらかったです。

心に余裕のない時は、イヤイヤ期な息子に怒鳴って怒ってしまったこともありました。

イライラしていることが増えたことが、息子の心に不安を与えてしまっていたのだと思います。

本当に反省しています。

繁忙期で残業が続き、お迎えが遅くなるようになった

2つ目は、つわり期に仕事の繁忙期が重なり、お迎えが1時間程度遅くなるようになりました。

息子は大体最後の2~3人。

お迎えに行くと嬉しそうに駆け寄ってきてくれましたが、やっぱり預ける時間が長くなると寂しさも増していたと思います。

かわいそうだけど、すぐに辞めることもできず、働かなければならない…

働き方についてすごく悩んだ時期でした。

Utako
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毎晩、息子を待たせるうしろめたさを抱えて保育園まで走りました…

新年度、仲の良かったお友達や上級生が退園していった

息子の通う保育園は、小規模な保育園です。

0歳児クラスから2歳児クラスまでなので、新年度に2歳児クラスの子たちは卒園してゆきます。

また、認可外保育園でもあるので、新年度に認可保育園に転園していく子もいます。

毎日一緒に遊んでいたお友達が突然沢山いなくなったことも、息子にとっては慣れない出来事だったようです。

家で「●●くんいない…」と、卒園・退園したお友達の名前を呼ぶこともありました。

Utako
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寂しそうな息子の顔、印象的でした。

わが家で試した対処法

一度は慣れて、楽しく通っていた保育園。

2年目にして泣いてしまうのは、環境の変化に心がついていかないことが大きな原因と考えるのが一般的ですよね。

妊娠や仕事のストレスで息子のケアがうまくできなかったことを反省しました。

以下のことに気を付けてみました。

行きたくない気持ちを受け止めてあげる

てぃ先生のYOUTUBE動画を観て学びました。

行きたくないという息子に対し、楽しいよ!お給食美味しいよ!先生待ってるよ!なんて、ポジティブな言葉がけをしがちでしたが、それだけでは解決に繋がらないとのこと。

行きたくないという気持ちをしっかり受け止めて、同じ目線で共感してあげることが大切なんだそうです。

なので、「そういう気分なんだね」「ママと一緒がいいんだね」などと、共感する言葉がけをするように努めました。

夕食は手抜きでも良いから一緒に楽しく食べる

残業後に夕食を準備することは、大変でした。

息子はお腹を空かせているし、私は疲労とつわりでへとへとだし…

お金がかかることは痛かったけど、お惣菜やレストランでテイクアウト、レトルト食品に頼りました。

そして、その分息子と一緒に楽しく夕食を取るようにしました。

イライラしながら家事をしたり、イヤイヤ期の息子をまともに叱ってしまったりしていたので、一番大きな改善だと思います。

Utako
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お金はかかるけど、心の余裕優先で乗り越えました!

一緒にゴロゴロしながらスキンシップと会話を楽しむ

2歳の息子はくっつくのが好きです。

つわりで辛い分、息子と一緒にゴロゴロしてスキンシップをしたり、おしゃべりをするようにしました。

保育園であった楽しいこと、嫌だったこと、一緒に見つけた虫のこと、明日食べたいものなど、他愛のない話をします。

まだおしゃべりが上手ではなかったけど、しっかりと意志を伝えてくれるので、私にとっても大切な時間です。

息子にとっても安心する時間のようで、「ママ―!ゴロゴロしよー!」と言って誘ってくれるようになりました。(笑)

ゴロゴロするって、怠惰なイメージがありますよね。

でも、一日のほんの少しばかりのかけがえのない時間です。

息子が少しでも落ち着く時間を過ごせればよいのです。

<br>Utako

Utako

今でもくっついておしゃべりしたり、絵本を読んだり、楽しいです。

登園までの道のりをお散歩として楽しむ

いつも遅刻ギリギリで、息子を急かしながら歩いていました。

あれダメ、これダメ、早く!急いで!

今思えば、毎朝息子にネガティブなことばかり言っていました。

保育園、行きたくなくなりますよね。

5分10分今までよりも早く家を出られるように心がけて、ゆったりと楽しい気持ちで保育園までの道を歩くようにしました。

虫や植物を観察しながら歩いたり、次に通る車の色を当てるゲームをしたり、工事現場の働く車を見ようね!と楽しみにしたり。

息子にとって登園する時間もお散歩として楽しめるように心がけました。

帰り道の寄り道は、少しだけ多めに付き合う

行きと同じく、帰り道も楽しめるようにしました。

今までは早く帰らないと!帰ってご飯食べさせて早く寝かせないと!と思って行動していました。

しかし、息子にとっては外は楽しいものばかり。

ついつい寄り道したくなるものです。

帰り道も、帰るよ!早く!ダメ!とばかり言っていました。

抱えるようにして無理矢理運んだこともありました。

保育園で長時間待っていてくれたのに、会えば叱られてばかり…

嫌ですよね。本当に。

少しぐらい帰宅が遅くなって、寝る時間が遅くなってもいいじゃないかと思い直し、少しだけ多めに寄り道に付き合うようにしました。

遊びたい好奇心が満たされるのか、夕食までの時間も、割とご機嫌で待ってくれるようになりました。

Utako
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時間に余裕を持たせるのは大変ですが、私自身にとってもメリットがありました。

追記:一番効果を感じた対処法は「泣くことを否定しない」

「ママとバイバイする時、泣いちゃっても良いんだよ。寂しいんだもんね。」

「悲しくなったら、先生に寂しいんだって教えてあげてね。」

と伝えました。

すると、何か納得したような雰囲気に。

そして、「エーンエーンしちゃってもいいの?」と聞いてきた息子。

「いいんだよ、寂しいんだもんね」と答えてあげると、その日は渋々保育園へ。

しかし、泣くことはありませんでした!

Utako
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泣いちゃってもいいんだよと伝えることが、すごくよかったと思っています。

「行かない」とは言うものの、泣かなくなった

保育園2年目で毎朝「ママが良い」と泣いていた息子。

様々な対策が効いたのか、それとも彼自身何かを諦めたのか、きっかけは正直わかりません。

私が態度を改めて1~2週間経った頃から、泣いて離れないということはなくなりました。

結構「保育園に行かない」ということはありますが、ニコニコしながら入っていくことも増えました。

偶然登園が重なったお友達と一緒に入っていくということもとても心強いです。

園でも楽しく過ごしているようで、ホッとしています。

Utako
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波がありそうで、第二子出産後がちょっとこわいですけど…

親の心の余裕が、子どもに反映されると痛感

子どもの保育園の行き渋りに悩んで、あれこれと対策を講じました。

でも、結局は「親の心の余裕が、子どもに反映される」という子育ての基本的な考え方そのものですよね。

親の余裕のなさが子どもの様々な行動に反映されてしまって、息子の場合はそれが保育園への行き渋りだったのだと思います。

様々なことを深く考え過ぎて、「今日はどうだろうか」「泣くだろうか」と私自身が不安になってしまっていることが、息子に伝わってしまっていることも原因です。

最近は、できるだけニコニコ明るく努めています。

ドンと構えて、「行ってらっしゃい!楽しんでね!」と強い気持ちで送ってあげるようにしています。

親自身が、不安がらずにドンと構えた姿勢でいることを意識することが一番!

親の愛情不足だと自分を責めないで!

よく保育園の行き渋りは、「親の愛情が足りないから心が不安定になっている」という声も聞きます。

確かにそれが原因となる子もいるでしょう。

しかし、子どもの性格の違いもあるので一概には言えません。

例えば、兄弟姉妹で同じ園に通う場合。

上の子は大丈夫だけど下の子はダメなんてこともありますし、もちろんその逆もあります。

家庭内で無意識に差があると言われたらわかりませんが…

とにかく、子どもに楽しく通ってもらいたいと悩む保護者に、「親の愛情不足」という言葉は突き刺さります。(少なくとも私は。)

「親の愛情不足」という言葉で片付けてしまうのではなく、親にとってもいかに子育ての時間を楽しく有意義なものにするかということに意識を向ける機会として考えたいと思いました。

息子の保育園の行き渋りをきっかけに、自分自身を見つめ直すことができました。

これからまた、もっと大きな子育ての悩みも出てくるかもしれません。

その度に、子どもと一緒に信頼し合える関係を築いていきたいと思っています。

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